こんにちは。六本木クラブチックの平野です。
映画「ファーストキス 1ST KISS」を観ました。 主人公カンナを松たか子、夫・駈をアイドルグループ「SixTONES」の松村北斗が演じ、研究員の駈のことを気にかける大学教授・天馬市郎役でリリー・フランキー、駈に恋心を抱く天馬の娘・里津役で吉岡里帆、カンナと共に働く美術スタッフ・世木杏里役で森七菜が共演。
監督・塚原あゆ子、脚本・坂元裕二です。

「花束みたいな恋をした」「怪物」の脚本家と「ラストマイル」「わたしの幸せな結婚」の監督が初タッグを組んだオリジナルストーリーで描いた恋愛映画です。

「グランメゾン・パリ」も記憶に新しい塚原あゆ子監督ですが、あるインタビューで「父とか母とか些細なことで勘違いしてしまったとか、ある時にあんなこと言わなければよかったとか、そんな思いを抱えてきている人たちにぜひ観てほしい。だからことあるごとに『夫婦に限らず』と言っているんです。」と語っています。
いい映画でした。興味ある方はぜひご覧になってください。

さて、この映画の中で駈と天馬市郎がシャンパーニュを飲むシーンが出てきます。
エチケットがよく見えなかったので銘柄はわかりませんが、色合いがロゼシャンパーニュっぽかったです。
いつも思うのですが、映画に出てくるシャンパーニュはいつも美味しそうに見えますね。（笑）

ちなみにシャンパーニュには3つの製法があります。
「セニエ方式」「直接圧搾法」「アッサンブラージュ製法」です。
セニエ方式は、黒ブドウを破砕した上で圧搾前の果汁に果皮を暫くの間浸漬（醸し＝マセラシオン）して色素を摘出し、適度に色が付いた段階で果汁のみを取り分ける方法です。
現在では、この方式が最も主流です。

直接圧搾法は、黒ブドウを収穫後にそのまま圧搾し、絞った際にわずかに抽出される色素によって色を付ける製法です。

アッサンブラージュ製法は、白ワインに赤ワインを少量混ぜてロゼを造るという実にシンプルな製法で、カジュアルなロゼ・シャンパーニュに採用されることが多い製法です。

それぞれの良さがありますので、時と場合によって、シーンや好みに合った製法の物を飲んでいただければ良いと思います。
今日も幸せな一日に乾杯！！