「キャバクラで映えるメイクってどうすればいいの?」「普段のメイクと何が違うの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。キャバクラの店内は照明が暗めに設定されているため、普段通りのメイクでは顔がぼやけて見えてしまうことがあります。かといって、ただ濃くすればよいわけでもなく、お客様に好印象を与えるにはバランスが重要なのです。

この記事では、キャバ嬢メイクのやり方をパーツ別にわかりやすく解説し、お客様ウケするメイクのポイントや避けるべきNGメイク、崩れにくくするコツまで詳しくご紹介していきます。これからキャバクラで働く方も、メイクを見直したい方も、ぜひ参考にしてみてください。

パーツ別に解説!キャバ嬢メイクのやり方

キャバ嬢メイクの基本は、「ナチュラルに見えるけれどしっかり盛れている」仕上がりを目指すことです。ここでは、5つのパーツに分けてそれぞれのやり方をご紹介しましょう。

  • ベースメイク
  • アイメイク
  • アイブロウ
  • チーク・シェーディング
  • リップ

ベースメイク

ベースメイクの役割は、下地とファンデーションでツヤのある素肌感を作ることです。キャバ嬢メイクにおいてベースは土台となるパーツであり、仕上がりの印象を大きく左右します。

まず、化粧下地は皮脂崩れ防止タイプやトーンアップ機能のあるものを選びましょう。赤みが気になる場合はグリーン系、くすみが気になる場合はパープル系の下地を使うと、肌色を自然に補正できるでしょう。ファンデーションは、ツヤ感のあるリキッドタイプがおすすめです。薄く均一に伸ばし、気になるクマやシミにはコンシーラーでピンポイントにカバーするのがポイントとなります。

ファンデーションを厚塗りしてしまうと、時間の経過とともにヨレや崩れの原因になりかねません。薄づきで仕上げつつ、仕上げにルースパウダーを軽くのせることで、化粧持ちがぐっと良くなるのです。

アイメイク

アイメイクは、暗い店内でも印象に残る目元に仕上げるための最重要パーツです。キャバ嬢メイクのなかでもっとも力を入れるべき部分といえるでしょう。

アイシャドウは、明るいベースカラーをまぶた全体にのせた後、目のキワに向かって徐々に濃い色を重ねてグラデーションを作ります。ブラウン系やベージュ系を基本に、ラメやグリッターを加えると、照明に反射してキラキラとした華やかな目元を演出できるでしょう。アイラインはリキッドタイプを使い、細めのラインを丁寧に引きます。目尻を少し跳ね上げるように描くと、目元がシャープに仕上がるのがポイントです。

まつ毛は、マツエク(まつ毛エクステ)やまつ毛パーマを活用するキャストが多い傾向にあります。マツエクを取り入れればマスカラの手間が省けるうえ、自然なボリューム感を長時間キープできるため、メイクの時短にもつながるのです。

アイブロウ

眉は顔全体の印象を左右する重要なパーツです。描き方一つで、優しい雰囲気にもクールな雰囲気にも仕上がるため、自分の顔立ちに合った形を見つけることが大切です。

現在のトレンドは、自眉を活かしつつ眉山から眉尻にかけてゆるやかなアーチを描く「平行アーチ眉」です。アイブロウペンシルで毛並みを一本一本描き足し、パウダーでふんわりとぼかすと自然な仕上がりになります。仕上げに眉マスカラを塗ることで、髪色と統一感が出るでしょう。

反対に避けたいのは、細すぎる眉や困り眉といった形です。とくに細眉は顔の印象がきつく見えやすく、お客様からの好感度が下がりやすいため注意が必要なのです。

チーク・シェーディング

チーク(頬紅)とシェーディング(陰影)は、自然な立体感で顔にメリハリを出すためのパーツです。暗い店内では顔が平面的に見えやすいため、この工程が仕上がりに大きく影響します。

チークは、自分のパーソナルカラー(肌や瞳の色味に調和する色の傾向)に合った色を選びましょう。コーラル系やピンクベージュ系は肌なじみが良く、お客様ウケも良い傾向にあるでしょう。頬骨の高い位置にふんわりとのせ、「お風呂上がりの火照り」を再現するようなイメージで仕上げるのがコツです。

シェーディングは、フェイスラインやノーズの両脇に入れることで、小顔効果や鼻筋の通った印象を演出できます。ただし、ぼかしが甘いと「顔を作りました」感が出てしまうため、ブラシで丁寧になじませることが大切なのです。

リップ

リップメイクでは、華やかさと落ちにくさを両立させることがポイントとなります。キャバクラではお客様との会話やドリンクの飲用で唇が乾燥しやすいため、色持ちと保湿の両方に気を配る必要があるでしょう。

まずはリップクリームでしっかり保湿してから、口紅やリップティントを塗りましょう。リップティント(唇に色を染めつけるタイプのリップ)を使えば、飲食しても色が落ちにくくなります。仕上げにグロスを少量重ねると、ツヤ感が加わって唇がふっくらとした印象に仕上がるのです。

色味はピンク系やローズ系が万人ウケしやすく、ドレスとのバランスも取りやすいでしょう。カサカサの唇はお手入れが行き届いていない印象を与えるため、日頃からリップケアを習慣にしておくことも重要といえます。

お客様ウケするキャバ嬢メイクの3つのポイント

お客様ウケするキャバ嬢メイクの3つのポイント

せっかくメイクに時間をかけるなら、お客様に好印象を持っていただける仕上がりを目指したいものです。ここでは、お客様ウケするメイクのポイントを3つご紹介します。

  • ナチュラルに見えながらしっかり盛る「引き算メイク」を意識する
  • お店の雰囲気やドレスに合わせたメイクを選ぶ
  • 自分の顔立ちやパーソナルカラーに合ったメイクを研究する

ナチュラルに見えながらしっかり盛る「引き算メイク」を意識する

お客様からもっとも好感度が高いのは、ナチュラルに見えるけれど実はしっかり作り込まれているメイクです。昼間のナチュラルメイクとは異なり、暗い店内でも映えるよう計算されたメイクを「引き算メイク」と呼ぶことがあります。

具体的には、すべてのパーツを同じ強さで盛るのではなく、どこか一つを主役に決めてほかを控えめにするという考え方でしょう。たとえば、目元をしっかり作り込んだらリップは淡めにする、リップに鮮やかな色を使うならアイメイクは抑えめにするといったバランス感覚が大切です。この引き算の意識があるだけで、仕上がりに洗練された印象が生まれるのです。

お店の雰囲気やドレスに合わせたメイクを選ぶ

キャバクラにはお店ごとにコンセプトや客層の違いがあり、求められるメイクの雰囲気も異なります。高級感のあるお店ではナチュラルで上品な仕上がりが好まれる一方、華やかな雰囲気のお店では目元やリップをしっかり強調したメイクが映えるでしょう。

また、その日に着るドレスの色やデザインとの調和も意識しましょう。赤いドレスに赤いリップを合わせると全体がくどくなってしまうこともあるため、ドレスが華やかなときはメイクをやや控えめにするなど、トータルコーディネートの視点が求められるのです。

自分の顔立ちやパーソナルカラーに合ったメイクを研究する

トレンドを取り入れることも大切ですが、もっとも重要なのは自分の顔立ちに合ったメイクを知ることでしょう。骨格や目の形、肌の色味によって似合うメイクは一人ひとり異なるため、自分に合ったスタイルを見つける研究が欠かせません。

パーソナルカラー診断を受けると、自分に似合う色の傾向がわかるため、アイシャドウやチーク、リップの色選びに役立ちます。SNSやYouTubeで同じ骨格タイプや肌色のメイク動画を参考にするのも良い方法でしょう。「自分に似合うメイク」がわかると、お客様からの印象も格段に良くなるのです。

キャバ嬢が避けるべきNGメイク

キャバ嬢が避けるべきNGメイク

お客様に好印象を与えるためには、やってはいけないメイクのパターンも把握しておくことが大切です。ここでは、代表的な3つのNGメイクをご紹介しましょう。

  • ファンデーションの厚塗りで不自然な肌になっている
  • すべてのパーツを同じ強さで盛りすぎている
  • 囲み目やチークの入れすぎで古い印象を与えている

ファンデーションの厚塗りで不自然な肌になっている

クマやシミを隠そうとしてファンデーションを重ね塗りしすぎると、肌のツヤや透明感が失われ、不自然な仕上がりになってしまいます。厚塗りは化粧崩れの原因にもなりやすく、時間が経つとヨレが目立つでしょう。

カバーしたい箇所にはファンデーションの重ね塗りではなく、コンシーラーでピンポイントに対応するのが正解です。ベースメイクは薄づきを心がけ、素肌感を残すことで、暗い店内でも「肌がきれいな子」という印象を与えられるのです。

すべてのパーツを同じ強さで盛りすぎている

「キャバ嬢メイクは派手にすればするほど良い」と思い込んで、目元もチークもリップもすべて主張の強い仕上がりにしてしまうと、全体のバランスが崩れてケバい印象を与えかねません。

先述の「引き算メイク」でもお伝えした通り、メイクにはメリハリが必要です。主役となるパーツを一つ決めて、ほかは引き立て役に回すことで、洗練された印象に仕上がるでしょう。とくにお客様がキャストの顔を至近距離で見る場面が多いキャバクラでは、このバランス感覚が重要なのです。

囲み目やチークの入れすぎで古い印象を与えている

アイラインで目の周りをぐるりと囲む「囲み目メイク」や、濃すぎるチークは、現在のトレンドにそぐわず、古い印象を与えてしまう可能性があります。とくに寒色系のアイシャドウを広範囲に塗ったり、長すぎるつけまつげを使ったりすると、一昔前のキャバ嬢メイクに見えやすいでしょう。

アイラインは目の際に細く引いてインライン(まつ毛の間を埋めるライン)を丁寧に入れるほうが、自然に目を大きく見せられます。チークも広範囲にのせすぎず、頬の高い位置に軽くなじませる程度が今どきの仕上がりなのです。

長時間の勤務でも崩れにくいメイクのコツ

長時間の勤務でも崩れにくいメイクのコツ

キャバクラの勤務は数時間に及ぶため、メイクの持ちは大きな課題です。ここでは、崩れにくいメイクに仕上げるための3つのコツをご紹介します。

  • メイクキープミストやフェイスパウダーで仕上げる
  • リップコートやティントで色持ちを良くする
  • ポーチに入れておきたいお直しアイテム

メイクキープミストやフェイスパウダーで仕上げる

メイクの最後に、メイクキープミスト(化粧崩れを防ぐスプレー)を顔全体にひと吹きするだけで、化粧持ちが格段に変わります。皮脂や汗によるヨレを抑え、メイクしたての状態を長時間キープしてくれるでしょう。

また、Tゾーンや小鼻まわりなど皮脂が出やすい部分には、ルースパウダーをしっかりのせておくことも効果的です。パウダーは肌のテカリを防ぐだけでなく、ファンデーションを密着させる役割も果たしているのです。

リップコートやティントで色持ちを良くする

口紅を塗った後にリップコート(口紅の上から塗る透明のトップコート)を重ねると、飲食による色落ちを大幅に軽減できます。リップティントをベースに使い、仕上げにグロスを重ねる方法も色持ちが良くおすすめでしょう。

キャバクラではお客様と乾杯する場面が多いため、リップが取れてグラスに色がつくのは避けたいところです。色落ちしにくいアイテムを選んでおけば、接客中にリップを気にする回数を減らせるのです。

ポーチに入れておきたいお直しアイテム

どれだけ崩れにくいメイクを心がけても、数時間の勤務中に多少の化粧崩れは避けられません。お手洗いに立ったタイミングで手早くお直しできるよう、ポーチに最低限のアイテムを入れておくと安心でしょう。

おすすめは、スティックファンデーション、あぶらとり紙(またはティッシュ)、リップ、綿棒の4点です。皮脂をあぶらとり紙でオフしてからスティックファンデーションで崩れた部分だけを押さえ、リップを塗り直せば、短時間で整った状態に戻せます。アイメイクが滲んだ場合は、綿棒でさっと拭き取ると清潔感を保てるのです。

まとめ

キャバ嬢メイクの基本は、暗い店内でも映える華やかさを持ちながら、ナチュラルに見える仕上がりを目指すことです。ベースメイクでツヤのある素肌を作り、アイメイクで目力を出し、眉・チーク・リップでバランスを整えるという流れを意識すれば、初心者の方でも洗練されたメイクに仕上げられるでしょう。

お客様ウケを意識するうえでは、引き算メイクの考え方やお店の雰囲気との調和、自分に似合う色味の研究が重要となります。また、ファンデーションの厚塗りや全パーツの盛りすぎ、古い印象を与えるメイクパターンは避けたいポイントです。長時間の勤務に備えてキープミストやティントを活用し、ポーチにお直しアイテムを入れておくことも忘れずに準備しておいてください。

チックグループでは、メイクやドレス選びに不安を感じている方にも丁寧にアドバイスをおこなっております。初めてのナイトワークで何から準備すればよいかわからない方は、お気軽にご相談くださいませ。