キャバクラで働いていると「オーラス」「プンラス」という言葉を耳にすることがあります。「どういう意味?」「普通の出勤と何が違うの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

簡単にいうとオープンラストとは、お店の開店から閉店までを意味します。

この記事では、オープンラストの意味から勤務時間の目安、キャストにとってのメリットや注意点、そしてオーラス客を増やすためのポイントまで詳しく解説します。

キャバクラのオープンラスト(オーラス)とは

キャバクラのオープンラスト(オーラス)とは

オープンラストとは、お店の開店時間(オープン)から閉店時間(ラスト)まで通しで働く、または滞在することを意味する言葉です。キャスト側の勤務スタイルを指す場合と、お客様が閉店まで滞在してくださることを指す場合の両方で使われます。

略称として「オーラス」や「プンラス」と呼ばれることも多く、どちらも同じ意味です。お店のスタッフやキャスト同士の会話では「今日オーラスでしょ?」「あのお客様プンラスしてくれたよ」といった形で日常的に使われています。

キャストにとってオープンラストは勤務時間が長い分だけ稼ぎやすい反面、体力面での負担も大きい働き方です。また、お客様がオーラスしてくださるということは、それだけ長い時間お金を使ってくださるということですから、キャストの売上にも大きく貢献してくれる存在といえるでしょう。

キャバクラのオープンラストは具体的に何時から何時まで?

キャバクラのオープンラストは具体的に何時から何時まで?

オープンラストの時間帯は、お店の営業時間によって異なります。一般的なキャバクラの場合、開店は19時〜20時頃、閉店は深夜0時〜1時頃に設定されていることが多いでしょう。

つまり、オープンラストで勤務する場合の拘束時間は、およそ4時間〜6時間程度になります。通常のシフトでは途中からの出勤や早上がりをするキャストも多いため、開店から閉店までフルで入ること自体がオーラスと呼ばれているんです。

なお、お店によっては営業時間が異なる場合もあります。都心の繁華街では深夜1時まで営業しているお店が多い一方、郊外のお店では0時で閉まるケースも珍しくありません。自分が働くお店の営業時間を確認したうえで、オープンラストの実際の勤務時間を把握しておくことが大切です。

キャストがオープンラストで働くメリット

キャストがオープンラストで働くメリット

オープンラストで働くことには、収入面でも接客面でも大きなメリットがあります。ここでは3つのポイントを紹介しますね。

  • 勤務時間が長い分だけ収入が増える
  • 本指名客が延長してくれれば売上バックも上がる
  • 多くのお客様と接する機会が増えて指名につながる

勤務時間が長い分だけ収入が増える

最もシンプルなメリットは、勤務時間が長くなる分だけ時給ベースの収入が増えることです。途中出勤や早上がりのシフトと比べると、オーラスでフルに入った方が基本給の部分で差が出ます。

とくにまだ本指名のお客様が少ない新人キャストにとっては、長い時間お店にいること自体が収入を増やすための基本的な戦略になるでしょう。フリー客の席に入るチャンスもその分だけ多くなるため、バックを稼ぐ機会も広がります。

「まずはオーラスで頑張る」という姿勢は、お店のスタッフからの評価にもつながりやすいんですよ。

本指名客が延長してくれれば売上バックも上がる

本指名のお客様がいるキャストにとって、オーラスは売上を伸ばす絶好のチャンスです。本指名客が延長を繰り返して閉店近くまで滞在してくださると、席で発生する売上がどんどん積み上がっていきます。

延長のたびにセット料金が加算されますし、ボトルやドリンクの注文が増えることも多いため、小計バックやドリンクバックもそれに比例して大きくなるでしょう。1組のお客様がオーラスしてくださるだけで、その日の売上が普段の何倍にもなるケースは珍しくありません。

本指名客に長く楽しんでいただける接客力を身につけることが、オーラスで稼ぐための鍵になります。

多くのお客様と接する機会が増えて指名につながる

オープンからラストまでお店にいることで、時間帯ごとに来店するさまざまなお客様と接する機会が生まれます。早い時間帯に来るお客様と遅い時間帯に来るお客様では、客層や雰囲気が異なることも多いんです。

幅広い時間帯で接客することで、フリー客からの場内指名をもらえるチャンスも増えます。とくに閉店前の時間帯は席が空きやすく、フリー客の席にゆっくり入れることもあるため、丁寧に接客して印象を残しやすいでしょう。

多くのお客様と接するほど、自分と相性の良いお客様に出会える確率も上がります。オーラスは「出会いの数を最大化する」という意味でも効果的な働き方なんです。

キャストがオープンラストで働くときの注意点

キャストがオープンラストで働くときの注意点

メリットが多いオープンラストですが、気をつけるべきポイントもあります。ここでは3つの注意点をお伝えしますね。

  • 長時間の接客には体力と集中力の維持が不可欠
  • 飲みすぎに注意してペース配分を意識する
  • 終電以外に帰宅できる手段を確保する

長時間の接客には体力と集中力の維持が不可欠

オープンラストの勤務は4時間〜6時間にわたるため、体力と集中力の管理が欠かせません。開店直後は元気でも、終盤になるにつれて疲れが出て、笑顔やリアクションが薄くなってしまうことがあります。

お客様は些細な変化にも敏感ですから、後半の接客がおろそかになると印象を悪くしてしまうでしょう。とくに深夜帯はお客様も酔いが回っている場合が多いため、キャスト側がしっかりしていないとトラブルの原因にもなりかねません。

出勤前に十分な睡眠と食事を取っておくこと、そしてお店の中でも合間を見つけて水分補給や軽い休憩を挟むことを意識してください。

飲みすぎに注意してペース配分を意識する

長時間の勤務ではお酒を飲む量も自然と増えていきます。開店直後から本気で飲んでしまうと、後半に体調を崩してしまう可能性があるので、ペース配分が非常に重要です。

とくに本指名客の席ではドリンクバックを意識してつい飲みすぎてしまうことがありますが、体調を崩して途中で上がるようなことになれば本末転倒でしょう。お客様に失礼になるだけでなく、お店からの信頼も落ちてしまいます。

水やソフトドリンクを上手に挟みながら、閉店まで安定したコンディションを保てるように心がけましょう。お店によってはノンアルコールのドリンクを用意してくれるところもあるため、事前にスタッフに相談しておくのもおすすめです。

終電以外に帰宅できる手段を確保する

オープンラストで働く場合、閉店時間が深夜0時〜1時になるため、終電に間に合わないケースがほとんどです。帰宅手段を事前に確保しておかないと、お店を出たあとに困ってしまうことになるでしょう。

一般的な帰宅手段としては、タクシー・お店の送りサービス・車やバイクでの通勤などがあります。お店によっては送迎サービスを用意しているところもあるため、入店時に確認しておくと安心です。

タクシー代がかさむと、せっかくオーラスで稼いだ分が目減りしてしまうこともあります。帰宅手段と交通費を考慮したうえで、オーラスに入るかどうかを判断することも大切ですよ。

オープンラストで滞在してくれるお客様の特徴

オープンラストで滞在してくれるお客様の特徴

開店から閉店まで長時間滞在してくださるお客様には、いくつかの共通した特徴があります。ここでは代表的な3つのタイプを見ていきましょう。

  • 経済的に余裕がありお気に入りのキャストと長く過ごしたい方
  • キャストを本気で応援してくれている太客
  • 気前が良くシャンパンやボトルを入れてくれる方

経済的に余裕がありお気に入りのキャストと長く過ごしたい方

オーラスで滞在するということは、セット料金の延長を何度も繰り返すことになるため、それなりの出費が発生します。そのため、経済的に余裕があり、お気に入りのキャストとの時間をたっぷり楽しみたいと考えているお客様が多い傾向にあるんです。

こうしたお客様は、キャストとの会話そのものを大切にしてくださる方が多いでしょう。仕事の話やプライベートの相談など、深い話を楽しむ傾向があり、落ち着いた雰囲気で過ごすことを好まれます。

このタイプのお客様には、テンションの高い盛り上げよりも、丁寧に話を聞いて寄り添うような接客が喜ばれることが多いですよ。

キャストを本気で応援してくれている太客

「太客」とは、高額な支出を惜しまず、特定のキャストを継続的に応援してくださるお客様のことです。太客の中には「この子の売上に貢献したい」「ナンバーワンを取らせてあげたい」という気もちでオーラスしてくださる方もいます。

こうしたお客様は、キャストの目標や頑張りを理解したうえで応援してくれる存在です。延長やボトルの注文も積極的にしてくださることが多いため、キャストの売上を大きく支えてくれるでしょう。

ただし、太客に甘えすぎてしまうと、関係性が崩れるきっかけにもなりかねません。日頃から感謝の気もちを丁寧に伝え、お客様にとっても居心地の良い時間を提供し続けることが大切です。

気前が良くシャンパンやボトルを入れてくれる方

オーラスで滞在してくださるお客様の中には、シャンパンやボトルを気前よく注文してくださる方もいます。場の雰囲気を盛り上げることが好きで、「せっかくなら楽しもう」というタイプの方が多いんです。

こうしたお客様がボトルを入れてくださると、ボトルバックとしてキャストの収入に直結します。高額なシャンパンが入れば、1本で数千円〜数万円のバックになることも珍しくないでしょう。

ボトルを入れてくださった時は、感謝の気もちをしっかり伝えることが何よりも大切です。一緒に乾杯して、お客様と楽しい時間を共有することで、「また次も来て盛り上がりたい」と思ってもらえるようになりますよ。

オーラス客を増やすために意識したいポイント

オーラス客を増やすために意識したいポイント

オーラスしてくださるお客様は、キャストの売上を大きく支える存在です。ここでは、オーラス客を増やすために日頃から意識しておきたい3つのポイントを紹介しますね。

  • 長時間でも飽きさせない会話の引き出しを増やす
  • 延長を自然に促す声かけのタイミングを覚える
  • 日頃から仲の良い子を場内して集団接客をしておく

長時間でも飽きさせない会話の引き出しを増やす

オーラスで長時間滞在してもらうためには、お客様を飽きさせない会話力が欠かせません。1〜2時間の接客であれば乗り切れる話題のストックも、4時間以上となると枯渇してしまうことがあるんです。

日頃からニュースや映画、スポーツ、グルメなど幅広いジャンルの話題にアンテナを張っておくことが大切です。お客様の趣味や関心に合わせて話題を切り替えられる引き出しの多さが、長時間の接客を支えてくれるでしょう。

また、お客様自身にたくさん話してもらうことも重要です。質問力を磨いて、お客様が気もちよく話せる空間をつくることで、会話のネタが尽きるという問題を避けられます。「聞き上手」なキャストほど、オーラス客がつきやすい傾向にあるんですよ。

延長を自然に促す声かけのタイミングを覚える

オーラス客を増やすには、セット時間の終了が近づいた時の声かけが重要になります。ただし、「延長してください」とストレートに言うと営業感が出てしまうため、自然な流れで促すことがポイントです。

効果的なのは、会話が盛り上がっているタイミングで「もう少し一緒にいたいな」「この話の続き、聞きたいです」と伝えることです。お客様も楽しんでいる最中であれば、「じゃあもう少しいようか」と自然に延長を決めてくれることが多いでしょう。

セット時間の残りが少なくなってきた時に、スタッフからお客様に延長の確認が入ることもあります。その前にキャストの方から空気をつくっておくと、お客様も断りにくくなるため、タイミングを見極める練習を日頃からしておくとよいですよ。

日頃から仲の良い子を場内して集団接客をしておく

オーラスのお客様を増やすうえで、意外と見落とされがちなのが「集団接客」の活用です。開店から閉店までの長い時間を、キャストとお客様の2人きりで過ごし続けるのは、実はお互いにとって負担が大きいんです。

そこで効果的なのが、お客様が了承してくれる場合に、仲の良いキャストを場内指名で呼んで一緒に接客するというスタイルです。3人以上になると会話の幅が広がり、場の雰囲気がぐっと華やかになります。お客様にとっても複数のキャストと楽しめるという特別感があるため、「もっといようかな」と感じてもらいやすくなるでしょう。

日頃から仲の良いキャストと連携して集団接客をしておくと、オーラスの場面でもスムーズに声をかけられます。キャスト同士の息が合っていると場の盛り上がりも自然に生まれるため、結果としてお客様の滞在時間が延びやすくなるんです。一人で抱え込まず、チームで楽しませるという意識をもっておくとよいですよ。

まとめ

キャバクラのオープンラスト(オーラス)とは、開店から閉店まで通しで働く、または滞在するという意味の言葉です。キャストにとっては勤務時間が長い分だけ収入を増やせるメリットがある一方で、体力管理や飲酒のペース配分、帰宅手段の確保といった注意点もあります。

オーラス客を増やすためには、会話の引き出しを増やして長時間でも飽きさせない接客を心がけること、延長を自然に促す声かけを覚えること、そして仲の良いキャストとの集団接客を活用することがポイントです。オーラスの仕組みを理解して、日々の接客に活かしてみてくださいね。