“幻の和牛”と旬食材

皆さん、こんにちは。チックグループソムリエの鈴木です。
めっきり肌寒くなって、秋本番を迎える11月ですが、栄養や旨味がたっぷりな旬の食材が目白押しとなるのが嬉しい季節でもあります。

11月の別名は、「霜月」、「食物月（おしものづき）」とも言われていますが、名称を「食物」としたことに、昔の人々が霜月を感謝の月として大切にしていたことが分かります。

食材豊富なこの季節に、希少で価値の高い厳選和牛と旬の最高食材が持つ質感そのものの醍醐味、温度、香りを活かして一品ごとにご馳走に昇華させて味わう贅沢を体現する和牛懐石料理『六花-Rikka-』から11月厳選食材とディナーメニューをご紹介です。

まず、今月の厳選和牛は、和牛生産量のわずか0.1％の流通量と超希少な“幻の和牛”「高知県産土佐あか牛ヒレ肉」。
和牛四種のうち褐毛和種と呼ばれるその牛は、日本が世界に誇るべき素晴らしい牛で、特筆すべきは肉自体の旨味が圧倒的に濃いこと！
旨味成分であるグルタミン酸は約2倍、甘みに関わるアミノ酸は約3倍、まろやかさを感じさせるペプチド酸は約2倍と、はるかに多くの旨味と濃厚さですが、「土佐あか牛」の飽和脂肪酸は黒毛和牛のそれよりも低い温度で溶け出すため脂が本当にもたれません。

ヒレ肉は一頭の牛から3％程度しか取れない希少部位なので、土佐あか牛のヒレ肉となると国内和牛流通量のわずか0.003％！
超希少な“幻の和牛”極上ヒレを口にしていただければ、唯一無二の美味しさを実感して頂けます。
細かく入った脂身の上質な味わいとすっきりとした喉ごしが、赤身の力強さをさらに引き立てていますので、霜降り肉が苦手という方も、ぜひお試しいただきたい逸品です。

海の幸からは、「宮城県産真牡蠣クリーミーパール」と「島根県産神経〆秋あなご」。
クリーミーパールは、ミネラル分が豊富で瑞々しい味が特徴で、濃厚さ、ミネラル分、滋味、渋みが絶妙のバランスなので、生牡蠣はちょっと苦手だという方にも牡蠣マニアの間でも人気のブランドで、牡蠣の旨味とこれからの季節に最高に美味しい季節を迎えるとろとろの下仁田ねぎが相性抜群です。

あなごは、天婦羅や濃厚な味わいのツメと煮穴子の相乗効果の旨味が格別の江戸前のイメージで夏が旬のイメージがありますが、季節によって異なる味わいを楽しめます。
秋のあなごは、一年で最も脂のりが良くて非常に美味しく、「オイ・シイ・アナ・ゴ」の語呂合わせも（1・1・0・5）あり、11月5日が「おいしい穴子の日」として記念日登録されているほどです。

その美味しい秋穴子を活締めよりもさらに鮮度を保つ技法“神経〆”にして、徹底した温度管理で直送。
旨味の元にもなるＡＴＰ（アデノシン三リン酸）を最も失わせないようにして、秋穴子の最高の旨味と歯応えを両立させています。

緊急事態宣言が解除されても混雑した店内は気がひけるという方にも、厚生労働省基準をクリアした吸排気システムを全室完備した和牛懐石料理『六花-Rikka-』なら、大切な人との会食や宴席の場として、ご利用いただけます。
また、『Le Club de Tokyo』、『THE SUITE』と同じビル内でアクセスも良いので、いつもの華やかなドレス姿とは違った魅力のチックグループの美女たちと完全個室で気兼ねなく、親密な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

◆『六花』１１月メニュー「霜月（しもつき）」◆

「日本短角種秋田県産かづの牛　オシェトラキャビア」
「褐毛種高知県産土佐あか牛　赤雲丹」
「厳選鮮魚の酢味噌和え　からすみ　柿　春菊」
「宮崎県産真牡蠣クリーミーパール　下仁田葱」
「天然酵母　白玉ブール　加水率105％」
「黒毛種山形県産雪降り尾花沢牛　紫蘇　南高梅」
「褐毛種熊本県産甲誠牛　フカヒレ　熟成コンテ」
「島根県産神経〆秋あなご　ポルチーニ茸　和牛コンソメ」
「ゲランドの塩　10年熟成白龍本味醂」
「本日の極み和牛石窯」
「本日の〆」
「季節のデザート」

※和牛懐石料理『六花』のメニュー詳細やご予約は、下記ボタンからご確認・お申込みできます。

---

【『六花』店舗情報】
東京都港区六本木6-1-12 21六本木ビル 2F

【定休日】 無休

【ＵＲＬ】 http://rikka-roppongi.com/

【電話予約】

【ＷＥＢ予約】

※六花は「徹底点検サポートTOKYOプロジェクト」に則り、10月25日より通常時間での営業を再開いたしました。感染防止対策はお客様のご理解とご協力のもと、今後も継続的に実施させていただき、吸排気システム搭載の個室の強みを生かして、安心して外食を楽しめる店舗環境を維持しています。