映画の中のワイン・特別編（焼酎）

映画「前科者」を観ました。
罪を犯した前科者たちの更生や社会復帰を手助けする保護司の奮闘を描く連続ドラマの映画版です。

保護司とは保護司法、更生保護法に基づき法務大臣から委嘱を受け、非常勤の国家公務員。
犯罪や非行に陥った人の更生を任務とする。活動内容に応じて実費弁償金が支給されるが給与は支給されず、民間のボランティアで成り立っている。（「前科者」公式サイトより）

有村架純がコンビニ勤務と保護司、二つの仕事をかけ持つ28歳の主人公・阿川佳代に扮し、宇野祥平、北村有起哉、石橋静江ら連ドラ版のキャストが再集結をするほか、新たに森田剛、磯村勇斗、若葉達也らが参加しています。
この映画で工藤誠役の森田剛がいいですね。

そして工藤の前に現れる謎の男、実。若葉達也が演じていますがビジュアルのあまりの変貌に本人と分からなかったですね。
そして、いい演技をしていました。

さて、この映画の中でビールや日本酒、焼酎がよく出てきます。
有村架純演じる阿川佳代はよく焼酎のお湯割りを飲んでいます。

そこで今回は、焼酎について書かせて頂きます。
焼酎はアルコール含有物を蒸留したもので、連続式蒸留器により、製造された連続式蒸留焼酎と単式蒸留器により製造された単式蒸留焼酎に分類されます。
アルコール度数に関しては連続式蒸留器は36度未満、単式蒸留器は45度以下と規定されています。

連続式蒸留焼酎のタイプはチューハイのベースとしての用途や、近年はロックや水割りにも人気が集まっています。
国別では、日本産のものはスッキリしたタイプのものが多く、韓国産（韓国焼酎）は、わずかに甘みを感じるものが主流です。

単式蒸留器焼酎のタイプは原料により淡路に特徴があり、芋は甘くやわらかい味わいで、麦は味わいにアクセントを持った軽快な風味、米はしっかりとコクがあるタイプが多いといわれています。
阿川佳代が何の焼酎を飲んでいたかまで分かりませんでしたが、美味しそうに飲んでいますね。

クラブチックにも「森伊蔵」「魔王」「村尾」「富乃宝山」などがありますので、たまには気に入った女性とお湯割りでカンパイなんていいかも・・・（笑）