Le Club de Tokyo
ソムリエ
泉澤 進也
こんにちは、ル・クラブ・ドゥ・トウキョウのソムリエ泉澤です。
「花の女神フローラ」の街として栄えたフィレンツェでは、刺激を受けるアートや旨味たっぷりのグルメ、日帰りで遊びに行ける周辺の街などなど。
それでは魅力的なフィレンツェの街を散歩して行きましょう。
まずはミケランジェロ広場へ向かいます。
映画「太陽はひとりぼっち」に出てくる広場です。
丘の上にある広場でフィレンツェの街が一望できる素敵な場所には、世界各国の多くの人達が思い思いに景色を眺めたり写真を撮っていたりと、とても平和な風景。
ずっと見ていても飽きることのない景色でした。
ここから歩いて次の場所に向かう途中のカフェで、ランプレドットというハンバーガーに似た見た目でもつ煮を挟んだパニーニを食べながらヴェッキオ橋まで歩きます。
入場料がかかりますがとても混んでいたので予約して行ったほうがいいですよ。
中には一度は聞いたことのあるような作品の数々や宝石屋などがあり、真ん中あたりの切れ目には偉そうな胸像がありましたが結局誰だったんだろう?
外からの写真ばかり見てきましたが、まあ、中も楽しめます。
さて、フィレンツェのドゥオーモ
ミケランジェロ広場からも一際存在感のあった「サンタマリアデルフィオーレ大聖堂」。
外観は特徴的なドームと隣に鐘楼があるところ。
内部のフレスコ画やステンドグラスも素敵ですが、463段の石でできた螺旋階段をひたすらあがる。
狭い階段でしかも螺旋なのでくるくる廻りながら上がる感じになり少し酔っちゃうかもしれません。
しかもみんなで列になり上がって行くのでなかなか休めない・・・。
上の方まで上がるとドームの内側に描かれたフレスコ画がすごく近くで見れます。感動。
そこからあと少し上がり、ドームの2重構造の間をあるき屋上へ。
ここから遠くには山がみえ、隣の鐘楼の見学スポットには金網が張ってあり味気ない。
でも、オレンジ屋根に統一された街はとてもきれい。
「花の聖母マリア」という名にふさわしいドゥオーモです。必見!
少し歩くとフィレンツェの中でも圧倒的人気を誇るウフィツィ美術館。
ルネサンス絵画の宝庫で質、量ともにイタリア最大。
近代美術館としてヨーロッパ最古のものの1つであり世界遺産としても登録されています。
フィレンツェのレストランは何箇所か行きましたが、ワインはキャンティばかり飲んでましたね。
フィレンツェの食。
リボリータというカーヴォロネロと白インゲン豆、パンをじっくり煮込んだスープ。
フィレンツェの肉といえば、ビステッカアッラフィオレンティーナ。骨付きの大きなビーフステーキ。
デザートにズコットという、ドーム型のスポンジでクリームを包んだケーキ。帽子みたいなやつ。
フィレンツェの見どころはたくさんありますがどこに行くのも歩きで行ける手軽さは魅力的。
この後はフィレンツェ周辺の街とワイナリーなど、まだまだトスカーナは続きます。
ルクラにもトスカーナワインがありますので飲みに来てみませんか?