銀座クラブチック・六本木クラブチック配信メールマガジン

Happy Birthday キャスト 誕生日

六本木クラブチック・銀座クラブチック、
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Special Contents 今週の企画

「男気があってカッコいい!!」
と思う男性の言動とは?

“男気のある男性”というのは、いつの時代も男女を問わず不動の人気を誇っていますが、時代の移り変わりとともにその基準は変化しているかも知れません。
そこで今回は、「“男気があってカッコいい!”と思う男性の言動とは?」のアンケート結果から、女の子たちが密かにときめいている瞬間に関する調査結果をご紹介します。

Sommelier ソムリエ通信

映画の中の日本酒シリーズ・その4

六本木クラブチック ソムリエ 平野 光志

六本木クラブチック ソムリエ 平野 光志

映画「ちはやふる〜結び〜」を観ました。

競技かるたを題材にした少女コミックでありながら、累計2100万部を超えるベストセラーとなった「ちはやふる」、2016年に実写映画化された二部作「上の句」「下の句」は200万人を超える観客動員数を記録し、青春映画の金字塔として話題になりました。

ソムリエ通信画像

そして三部作にして完結編となるこの作品、素直に面白いです。
広瀬すずが可愛い・・・(笑)

実はこの作品を観ようと思ったのは、私が21、22歳の頃、ある事がきっかけで百人一首を全て記憶していて、頭の隅にあった懐かしさと興味が一緒に出てきて「上の句」「下の句」を観て、その頃の自分にタイムスリップしていました。

ですから最後の「〜結び〜」も観たわけです。

この作品の中で終盤に重要な和歌となっているのが「忍ぶれど 色に出でけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで」(平兼盛)と、「恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか」(壬生忠見・みぶのただみ)です。

忍ぶれど〜の和歌は太一(野村周平)、恋すてふ〜の和歌は新(新田真剣佑)を表しているんですね。
どちらも歌全体が「忍ぶ恋」そのもの。

「忍ぶれど〜」は隠していたけれどついに顔色に出してしまった。私の恋心は物思いをしているのではと人が問うまでになった。

「恋すてふ〜」は恋をしているという私の評判が早くも立ってしまった、人に知られないように思い始めたばかりだったのに。という意味ですね。

おっと、日本酒の話でした。道がそれてしまったので戻しましょう。(笑)

さて、この作品に日本酒が出てきます。

ソムリエ通信画像

原田先生(國村隼)と千早(広瀬すず)が屋台でラーメンを食べながら話をしていると、LINEに連絡がきます。

それを読んだ千早がものすごい気合いで先生の飲んでいた日本酒を飲み干して、走り出して行くシーンがあります。

先生は飲み始めた時に「あ、それ・・・」としか言ってませんが、状況からして日本酒です。

このシーンは青春とは何だ!!と言わんばかりの演出です。

甘酸っぱいですよね。

最近お気に入りの「加茂錦」でも飲んでもう一回「上の句」と「下の句」観ようっと。(笑)