シャトー・ラ・コンセイヤント

『シャトー・ラ・コンセイヤント』は、フランス・ボルドーのポムロール地区の名門シャトーです。

コンセイヤントのぶどう畑は、北をペトリュス、南をサンテミリオンのシュヴァル・ブランと接する立地で、粘土、砂利、砂が混じった土壌から、ヴィンテージによっては、この２大シャトーに勝る評価を受けることもあるほどです。

非常に評価が高く、このアペラシオンで最もエレガントで瑞々しいワインと評される、このコンセイヤントをひと言で表現すると、“スミレ色”のワイン。

キャップシールの色は、高級ワインの証とも言われる特徴的なスミレ色で、エチケットに大きく描かれた“Ｌ”と“Ｎ”の上に描かれたミドル・チーフ・ポイントと盾紋の周りの飾り紋も、スミレが表現されています。

（盾紋中心点に描かれた文字は、１８７１年にシャトーを取得したルイ・シモン・ニコラの名によるものと言われています。）

もちろん、見た目だけではなく、香りもスミレの香りをはじめ、ブルーベリーなどの黒系果実の香りと、決して強すぎない樽香が非常にバランス良く調和されています。

深い色と多くのタンニンを備えたタイプのワインで、口の中にいつまでも残る余韻が非常に心地よく、「ポムロールで最もエレガントで瑞々しいワイン」と言われる所以が分かります。

最も特徴的なポムロールの１つでありながら、スタイルにおいてブルゴーニュのグラン・クリュに近いエレガントさを併せ持った、他に並ぶものがないワインでもあります。

ポムロールのワインは少量生産なので、出合った時がチャンスです。

古代ギリシャ時代から愛されてきた爽やかで甘みのあるスミレの香りは、心の沈静作用、リフレッシュ効果があると言われていますので、忙しい年の瀬で疲れた心と身体を、クラブチックの美女の素敵な笑顔と美味しいワインでリフレッシュして頂ければと思います。

皆様とお会いできることを楽しみにお待ちしております！